2020年1月18日土曜日

【2020/1/11】飛不動〜吉原弁天

 と言うわけで、ようやくこの日の最終行程です。
三ノ輪から龍泉に向かい、そこから吉原弁天に入るコースになります。
と、その途中で「飛不動」の文字が見えてきます。
 …「あ、まだ行ったことない」と、時計を見てみると針は3:57を指しています。概ね、どの社寺でも4:00までは社務所・寺務所が開いていますから、ギリギリです。
 半ば飛び込むように境内に入ると、そのまま本殿へ。
山門
大きくはありませんが、いい雰囲気の境内でホッとしつつお参りをして、次は本殿右手の寺務所へ御朱印をお願いしに足を向けます。
本殿
先客がいて、更にホッとしつつ、お守りを見ていると飛行機や飛距離なんでしょうか?ゴルフ関係のものが並んでいます。名前の通り「飛び」に関するご利益なんでしょう。
 
 しばらく待ちましたが、御朱印にはとても丁寧に対応をしていただけます。御朱印は、飛不動、恵比寿、聖観音の三種、それぞれ400円。
 恵比寿様には、本殿をはさんで社務所の逆位置にお堂があり、にっこりと微笑まれているところへお参り。更に、その脇には2体の羅漢様がお話し合いをされていますよ。

 さて、飛不動を後にして、吉原弁天へと向かいます。吉原神社の境外社、吉原弁財天本宮として記述されています。
近づくに連れ、人が集まっているのがわかります。中ではお一人が観音像の台座を掃除してる様子と共に、やはり数人が撮影しつつのお参りの最中です。以前も掃除をされている方がいたものの、お参りは私一人でしたので、人がいると少し明るい雰囲気になるものだと実感。
 この場所は、関東大震災の慰霊が主目的となっている場所で、全体に重い空気が支配しているのです。中の御池は、当時からとても小さなものだそうですが、それでも人が亡くなった現場として、どんなに規模が小さくても、残す意味があるのでしょう。
 そして、弁天堂よりも何よりも目立つのが観音像です。正面から見ても立派なものですが、少し脇に回り込んで見上げると、ぞっとするほど綺麗です。色々調べてみていますが、作者がわかりませんが、重い空気の中で、唯一と言っていいほど輝く存在になっています。
 この像が見られたので、この日は満足。目的の2つの目黄不動への参拝も成功。また予定外に見つけられた小松川神社が予想外に、色々とありそうな良き神社でしたし。
 駆け足でいながら、じっくり色々と考えることができたのも収穫です。

【正寶院(飛不動)】
所在地:東京都台東区竜泉3-11-11
宗派/ご本尊:天台宗/飛不動尊
詳細(拙サイトへ):こちらから
【吉原弁財天本宮】

 

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